【奄美歳時記-3月】※イベントは中止になりました※結の心を感じる日本一早いキャンプイベント「結ノ島CAMP」
※2020年3月8-9日開催予定だった結ノ島CAMPは、新型コロナウイルスに伴うイベント自粛の要請により、中止となりました。また来年の開催をお待ちくいただければ幸いです。
チケットの払い戻しなど詳細はこちらから
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近年、アウトドアやキャンプが人気です。キャンプ人口は年々増加傾向にあり、ひとりでキャンプをするソロキャンプを楽しむ人も増えています。野外フェスやキャンプイベントが日本全国で開催され、まだまだブームは終わらないと言われています。
ところで、奄美大島で”日本一早いキャンプイベント”とウワサのイベントがあるのをご存知でしょうか。本土ではまだ上着が手放せない3月上旬に開催されるキャンプイベント「結ノ島CAMP(ゆいのしまキャンプ)」。今年は3月7-8日に開催されます。
東洋のガラパゴスとも呼ばれるほど自然豊かな奄美大島。そんな大自然に囲まれた場所でテントを広げ、音楽に体を揺らし、昼間からビールを飲む。考えただけでも心が躍りませんか。
早春の奄美大島を楽しめるこのイベントを、スカイマークも応援!どんな人でも気軽に楽しめる結ノ島CAMPをきっかけに、奄美大島を訪れてみませんか。
お互いに助け合う精神を感じられるイベント
「ひとつのシマのような繋がりができたらいいな、と思って。」
主催のアウトドアウェアブランドdevadurga(デヴァドゥルガ)代表の島崎仁志さんは語ります。奄美大島では「島」は”奄美大島”のことを意味しますが、「シマ」とカタカナで表記すると”集落”を意味します。
奄美大島では昔から、ひとつのシマの人はお互いに助け合いながら生活していました。この助け合いの心こそが「結(ゆい)の心」。人と人との繋がりを大切にし、結束し協力し合う奄美大島で古くから受け継がれている精神です。
島の人には結の心を思い出してもらい、島外の人には結の心を感じてもらいたい。そんな思いで結ノ島CAMPは2015年に始まりました。
慣れないテント設営に困っている人がいたら手を差し伸べて、作った料理をお裾分けして一緒に楽しむ。一泊二日を共にすると、自然とそういう関係ができてきます。中には連絡先を交換して、次の結ノ島CAMPに参加するかどうか連絡を取り合っている人もいるそうです。
SUPにカヌー、ボルダリングも
結ノ島CAMPの舞台は奄美市住用町にある内海公園自由広場。空港から車で1時間半ほど南に下ったところにあります。
会場内には自由にテントを建てられるブース、飲食、物販ブースにDJやライブが行われるステージがあります。親子でも楽しめるようにワークショップも充実しています。会場内にはボルダリングができる壁があり、公園のすぐ横にある内海ではカヌーやSUPが楽しめます!
住用町は海、山、川、すべてがそろう場所。特に、海と川が交わる場所に広がるマングローブは自然の偉大さが感じられ、奄美大島を代表する観光スポットです。会場近くの城(ぐすく)海岸はサーファーが集まり、会場から30分ほど歩くと、かつて船を運ぶのに使われたと言われるフナンギョの滝があります。
チケットと交換して配られるリストバンドをつけておけば、入退場は何度でも可能です。公園の周りを散歩したり、マングローブを見てきたり、必要なものを買い出したりして、また戻ってきても大丈夫です。
キャンプ初心者の人でも大丈夫
会場内に飲食ブースはありますが、食材を持ち込んで調理することもできます。直火はできませんが、焚き火台で火をおこし、お湯を沸かしてコーヒーを淹れるだけでもいつもとは違う味が楽しめるでしょう。
もちろん、キャンプ道具を持っていなくても十分に楽しめます。去年は日中26℃まで上がり、半袖でも過ごせる陽気でした。芝生の上に寝転がってのんびりするだけでも気持ち良いですよ!ただし、朝晩はまだ冷えますし、突然雨が降ることもあります。防寒具や雨具は持ってくることをおすすめします。
歩いて1分もかからないところにある体験交流館には、サウナとお風呂があります。薬草風呂や五右衛門風呂があり、地元の人もよく足を運ぶ場所です。テントで一泊したいけど、お風呂は入りたい人も安心です。
2日目はラジオ体操から始まり、景品の抽選会があります。チケットに書かれた番号が読み上げられ、当たれば景品がもらえます。島崎さん曰く、この景品がかなり豪華なのだとか。スカイマークの航空チケットもあります♪景品目当てに参加してみるのもいいかも知れません。
奄美大島に来るきっかけになればいい
今年で6年目になる結ノ島CAMP。来場者は年々増えていますが、規模を大きくすることよりも地域密着型であることにこだわっています。来てくれた人に、奄美の空気感を感じてもらえるように。
島唄を披露したり、最後は奄美大島の催事には欠かせない歌である六調を演奏してみんなで踊ったり。主催者も結の心を大切にし、スタッフもブース出展者もアーティストも、すべて繋がりのある人によって作られています。
気取らず、手作り感のあるユルさが結ノ島CAMPのらしさです。着実にファンが増え、去年は1800人もの人が来場しました。島外から来る人も増えています。
「奄美大島に興味はあるけど、まだ来たことない人も多いと思うし、何かきっかけがないと来にくいと思うんです。このイベントをきっかけに奄美に来たり、一度来たことある人がもう一度来たりしてくれると嬉しい。ひとつのきっかけとなるキャンプイベントにしたい。」
と島崎さんは語ります。奄美大島の結の心が感じられるキャンプイベント。ショートムービーも公開されていますので、ご覧ください。きっと結ノ島CAMPに行ってみたくなるはずです!
2020年結ノ島CAMP詳細
■日程
2020年3月7日(土)~8(日)
■場所
奄美市住用町内海公園自由ひろば
■入場料
前売り3000円/当日4000円(高校生以下無料)
チケット取り扱いはこちらから
チケット取り扱いはこちらから
■公式HP
http://yuican214.wix.com/yuinoshima
■お問合せ
結ノ島CAMP実行委員会
住所:鹿児島県奄美市名瀬伊津部町11-7
電話番号:0997-69-4800
e-mail:info@devadurga.com
田中 良洋
映像エディター/予備校スタッフ 兵庫県出身。奄美群島の文化に魅かれ、2017年1 月に奄美大島に移住。島暮らしや島の文化を伝えるために自身のメディア、離島ぐらし(http://rito-life.com/)を運営する。
みんなの奄美じまんフォト紹介
※上記のテキストリンクよりスカイマークの「みんなの奄美じまん」へ遷移します
【ニックネーム】
シゲアマミ
【コメント】
奄美市名瀬大熊にある大熊展望公園からの夕焼け。
【ニックネーム】
Kさん
【コメント】
奄美空港離陸後の上空から見た奄美大島北部と翼。
青い空と海、そして夏らしい雲が魅力的です。